赤羽マラソン

別府大分マラソンの前哨戦として、赤羽ハーフに参加。

前日が雪予報だったのが気になったが、結果的には思ったほど寒くもなくマラソン日和だった。

昨年は18km以降はペースダウンしたり立ち止まったりしつつも90分ジャストだったので、最低でもこのタイムは越えないといけない。目標は90分に設定。

スタート前、80-89分のブロックに並ぶ。前に並んでいる女子が、「私は5分半のペースで行く」と宣言していた。遅い人は後ろに行ってほしいけれど、一人二人注意したところであまり効果はないので黙っている。

しかし、スタートしてみると周辺はすごくゆっくりと走っていて、渋滞を抜けるのに苦労する。最初の1キロが4'40"。少しずつ取り返していくしかない。1km過ぎるとだんだん走りやすくなり、ほぼ予定通りの4'15"弱のペースになる。今までよりもストライドを大きくして走る。

が、4'15"ペースで行けたのは4kmまで。そこからは4'20"前後まで落ちる。ほぼこの辺で90分はあきらめる。無理にペースを上げると後半の失速が怖いのでそのまま進む。向かい風だったので前のランナーに付くと、きれいな2列の長いラインができた。ペースは遅いが、走りやすい。

9km地点から土手の上に上る坂道に入る。ここで集団のペースが若干落ちたのでペースを上げて一気に抜いていく。去年はペースダウンしてしまったので、坂道で加速できる(と思っているだけで気のせいかもしれないけど)のは気持ちが良い。

土手の上は強風が吹いている。下を向いていればよかったのだけど、道路が細くなり、前方から折り返したランナーがやってくる。ペースは上がったままなので、抜くために中央寄りを走る。対抗ランナーに注意して、前を見ていないといけない。

その瞬間、帽子を飛ばされた。手賀沼に次いで2回目。またやってしまった。取りに戻る。風が強いときは帽子を前後逆に被るとよいみたいである。

帽子を飛ばされた精神的ショックでペースは落ちたまま。下りこそ4分弱で走ったが、全然ペースが上がらない。9キロ手前で抜いた東洋大の女子にも抜き返された。

14km地点の標識に15kmと書かれている。ここ14kmですよ、と教えてあげると、スタッフは何度も指摘されているのか、にやにやしているだけだった。今回は冷静に考えることができたが、もし15kmと勘違いしてしまっていたら、事実に気づいた時のダメージは大きいと思う。

残り5キロになって、残りの距離も少なくなってきたからか、ペースを上げられるようになる。目標通りの4'15"ペースまで上げる。最後の1キロは4'01"だった。結果はネットで90'55"。途中でロスがあったとは言え、予定より1分近くも遅かった。

先日の練習会の感じからしてもうちょっといける気がしていたので残念である。今週末、最後にスピードを鍛えるのも一つの選択肢かもしれないけれど、年明けから30km以上を一度も走っていないので、少し余裕のあるペース(4'30"くらい)で30km走を入れようと思う。

4’40” 4’15” 4’08” 4’12” 4’22” (5km 21’38”)
4’20” 4’18” 4’21” 4’17” 4’39” (10km 43’33” 21’55”)
4’24” 3’54” 4’33” 4’17” 4’19” (15km 1:04’59” 21’26”)
4’35” 4’10” 4’15” 4’15” 4’16” (20km 1:26’29” 21’30”)
4’26” (21.0975km 1:30’55”)